4月9日、セットしておいた目覚ましで、朝の4時過ぎに起きる。
荷物をまとめて、宿をチェックアウトし、5:55発の国鉄東線No.275に乗車するためフアランポーン駅に向かう。
昨日の様子だと徒歩で10分位かかるが、タクシーで向かうことにした。
5時過ぎ、フアランポーン駅に到着し、3等のチケットを買う。運賃は驚愕の48Bである(笑)
ちらほらとバックパッカーの姿も見えるが、思ったより少ない。
この列車は3等しかなく、当然ながらエアコンは無い。
雰囲気を例えるなら、高尾から松本に向かう各駅停車の中央本線。しかし中央本線と違い、ボックスシートの材質は木であり、長時間の移動にはお尻が痛い。原動力はもちろんディーゼル!
エアコンが無いので、窓を全開にして風を浴びるしかないが、走行中に入ってくる風は思いのほか心地よい。
周りの乗客は、出稼ぎや田舎に帰るタイ人等々。
しかし、無事にアランヤプラテートを経て、シェムリアップまで辿り着けるだろうか?
確かにバンコクからシェムリアップまで飛行機で行けば1時間ちょっと、料金も往復3万円くらい。
一方、陸路だと確かに費用は安く済むが、時間を犠牲にする。バンコクからアランヤプラテートまでは7時間近く、国境を越え、ポイペトからシェムリアップまでは3時間。
移動と国境越えで1日の半分近くを使ってしまう訳だが、移動が長い分、それだけ感じるものも多いはず。
とは言え、時間的余裕があるからこそ、ある意味贅沢な旅ができる訳で、人それぞれのライフスタイルに合った行程を組めば良いと思う。
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