4月11日、今日はGHのトゥクトゥクをチャーターし(18ドル)、東バライと西バライの外回りコースに向かった。
さっそく、スタートし、昨日の長い帰り道を爽快に進む(笑)やっぱりエンジン!楽だあ!!
今日は昨日の苦労もあり必然的ににチャーターした訳だが、さすが文明の利器である。
後席でマッタリしながら、遺跡を楽しむとしよう!!
さて、遺跡評論家ではないので省略するが、プラケット・クラヴァン→プレ・ループ→東メボン→ニャック・ポアン→プリア・カン→
アンコールトム北大門→南大門→プノン・バケンと進み、シェムリアップ空港の前を通り、西バライへ向かった。
どの遺跡も、壮大で魅力的である。
西バライの西メボンに行くにはボート乗り場から船で行かなければならず、ボート乗り場での交渉が必要だ。
最初、吹っかけてくるが、交渉すれば10ドルで可!
しかし、この西メボンには、泣かされた。
どの遺跡でも、子供の物売りはいるのだが、ここは半端ない(笑)
上陸した瞬間から、子供達に取り囲まれるw(X o X)w
まあ、島にいる観光客は小生達2人だけ。まあ無理もない。
子供たち:『1DOLLAR〜!、1DOLLAR〜!』こちらは『NO MONEY〜!、NO MONEY〜!』で応戦。
まあ、NO MONEYな訳ではないが、一人ひとりに与えていたらきりがないと、言いたいが・・・
沢木耕太郎氏の深夜特急で、イランの国境からテヘランに向かうバスでの話、
途中のガソリンスタンドで文無しのオランダ人ヒッピーの行為を見て強い衝撃を受けた・・・
ひとりの物乞いに僅かの小銭を与えたからと言って何が変わるだろう。物乞いは無数に存在し、その国の絶望的な状況
が根本から変わらない限り、個々の悲惨さは解決不能である。
しかし、それは「あげない」ための理由にすぎず、オランダ人の行為を見て自分はただのケチであるにすぎなかった。
やりたい時にやり、恵たくない時には恵まなければいい。もし恵んであげたいと思うのなら、かりにそれが最後のお金
であっても恵むがいい。そしてその結果、あらゆるものがなくなれば、今度は自分が物乞いをすればいいのだ。
誰も恵んでくれず、飢えて死にそうになるなら、そのまま死んでいけばいい。自由とは、恐らくそういうことなのだ…
《明日の為に生きる》
それぞれのできることで、今日一日を全うする。その為に畑を耕すもの、三方をするもの、1ドルでも稼ごうと物売りをする子供たち。片言の日本語で必死に声をかけてくる。
日本人、皆金持ち。現地の人はそう思っているに違いない。
遺跡周りという道楽の為にお金を使う。ただ思い出を作るために。1ドルの有難みなど分からずに欲望のため。
現地の人にとって1ドルとは明日を生きるための大切な源かも知れない。
たかが1ドル、されど1ドル。1ドルを笑うものは1ドルに泣く。改めてお金の大切さを学ぶ。
裕福=幸せではない。
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